歯科衛生士として勤務して5年目になります。現在は主にPMTCや治療終了後のメインテナンス、ホワイトニングなどの審美治療を担当しています。
当院は新人教育の独特のカリキュラムがあり、月に1回、先輩衛生士さんによる講義があります。ここでは立つ位置からミラーの角度、姿勢に至るまで実地の基礎を細かく勉強させてもらいました。
また2年目の先輩が1年目の新人を一対一で指導し、歯科医の先生とマンツーマンでチーム診療をさせてもらうなど、学生時代よりも現場で多くのことを学びました。
初めは指示されたことをこなすだけで精一杯でしたが、5年目になった今はようやく自分自身で考え、主体的に仕事に向きあうことができるようになりました。
2年目にはスウェーデンを訪問し、州立病院、歯科クリニック、小児歯科保健所、老人ホームなど現地の歯科医療を10日間程時間をかけてじっくり見学しました。そこで歯科衛生士がとても多くの勉強をし、チームの一員として歯科医師と対等に働いている姿を目の当たりにしました。この経験が刺激になり、向上心が芽生えました。
現在では日本歯科審美学会認定のホワイトニングコーディネーターと日本歯科人間ドック学会認定のドックコーディネーターの資格を取得。
最近では、セミナー講師の新人発掘プロジェクトに応募し特別賞をいただきました。
これまで本格的なプレゼンテーションをする機会がなかったのですが、セミナー講師という経験がプレゼンテーションの勉強になり、ひいては患者様に対してきちんとお話をするための勉強になると考えたからです。チャンスは必ずしも誰にでも等しくあるものではないので、自らに与えられたチャンスに感謝し、活かせるように勉強を続けていきたいですね。
PMTCで歯がきれいになった患者様は、口の中に興味をもち、その状態を維持しようと予防歯科に関心をもちます。
また、自信を持って口を開けて笑うことは心身の健康につながるなど、審美歯科と予防歯科はつながっていると感じます。
歯科医院は「痛い治療をするところ」と思われがちですが、予防歯科による普段のケアで、トラブルを早めに見つけ、痛くないうちに治療して差し上げたい。予防歯科によって歯科医院が「痛くなくても通えるところ」になることが理想です。
歯科衛生士の仕事には、患者様が健康を取り戻していくようすを目の当たりにできる喜びがあります。ある高齢の患者様は、歯の状態が改善して食事をとりやすくなり、全身の健康状態が改善してとても活動的になりました。「前より長く歩けるようになった」「体操を始めたの」などとうれしそうにお話ししてくださる姿に、私のほうが感動をいただいています。健康になって喜んでいただける、とてもやりがいのある仕事です。
総勢90名のスタッフが一丸となって、患者様お一人お一人の大切な歯の予防・治療に当たっています。
当医院は、様々な専門分野を有する歯科医師22名を中心に、予防処置や管理を専門とする歯科衛生士14名、専属の歯科技工士6名、そのほかにも診療補助スタッフ、消毒減菌スタッフ、受付、事務管理、在宅診療スタッフなど総員90名で、より質の高いチーム医療を目指して治療に当たっています。院長の高橋先生を中心に、1979年開設以来、M.I(Minimum Intervention)Treatmentの理念に基づき「できるだけ歯を抜かない」「できるだけ神経を取らない」「できるだけ歯を削らない」ことをモットーに生体への侵襲を最小限にする「優しい歯科治療」を実践しています。
また、「治療より予防」の考え方のもと、専任の歯科衛生士による予防処置やメインテナンスに力を入れています。
頼れる歯科衛生士さんを目指して
角田さんの仕事に取り組む姿勢は、まじめで一生懸命。
脇目もふらずに働いている姿にいつも励まされています。
角田さんが忙しそうな時は、先輩として何か手助けしたいと思い、なるべく声をかけるようにしています。
私自身が仕事面で悩んだ時に、相談できる頼もしい存在でもあります。
いつも新しいことに目を向け、楽しみながら成長していく姿勢を持ち続けて、これからも、スタッフや患者さんが頼れる歯科衛生士として一緒に頑張りましょう!
私自身も愛用していますし、患者様によくおすすめしています。主成分のIPMPはバイオフィルムの内部まで浸透し、殺菌することができる有効成分です。また従来の洗口液では、ドライマウスの方や抜歯などの術後創がある方にはぴりぴりとした刺激が感じられることもあるのですが、本品はノンアルコールタイプなので刺激が少なく、誰にでも使いやすいこともおすすめしやすい理由です。
本文のおわりです