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ライオン歯科材株式会社は、歯科医師、歯科衛生士の皆様ともに、口腔の健康を通して患者様の健康寿命の延伸とQOLの向上に貢献してまいります。

 
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予防歯科の現場

予防歯科最前線 vol.1 はからずも開業して3年半「医療の品格」を大切に日々地域医療に取り組む えづら歯科クリニック 院長 江面 陽子先生

患者さんとの会話を大切に、意識改革を

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江面院長とスタッフの皆さん

メンテナンスは基本的には歯科衛生士さんにお任せしてますが、最初は私が会ってお話をします。歯科衛生士さんとの棲み分けはまだ確立されていないので、歯みがき指導や歯石の除去、メンテナンス期間なども、歯科衛生士さんと相談しながら決めています。
お年寄りには噛むことの大切さをお話しています。「私は先が短いから、あんまり噛めなくてもいいわ。痛くないようにだけして」などと言う方が多いのですが、「そうじゃないよ。しっかり噛めば体力もつくし、ちゃんと歯をみがけば腕の筋肉だってつくから」、「ちゃんと噛めるようにしようよ。ちゃんと磨いて、いい状態で噛めるようにしようよ」と話しています。 「なんでそんなに歯みがきを一生懸命やらなければいけないの?歯茎は痛くないのに」と言う若い人には、「痛くなったらもう終わりだから。お願いだから、騙されたと思って1回やってみて」と説得します。

きれいになればやはり気持ちいいと言ってくれます。「じゃあこれを3ヶ月、半年続けてみようよ」、「はんで?」という問いには「今はいいかもしれないけど、5年、10年経った時に、このままでは歯槽膿漏で歯がグラグラになって抜けちゃうかもしれないし」とその理由を話します。50代の方には「熟年離婚の原因は、口臭も原因ですよ」って言って、ちょっと脅したり(笑)。
そうやって患者さんとお話するのは、あらゆる場面で先頭を切る私の役目です。

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歯科衛生士・伊東有希子さん
えづら歯科クリニックの開業時からいますので3年半になります。以前は近隣の歯科医院に勤務していましたが、実家が佐野市なのでこちらに移りました。先生は何でもはっきりものを言いますし、タフだと思います(笑)。私は患者さんのメンテナンスを担当していますが、先生と相談し、患者さんともお話して、今後のメンテナンスの進め方を決めています。私が地元出身ということもあり、気さくに話してくれる患者さんも多く、楽しくお仕事をしています。これからはメンテナンスで先生をカバーできるように頑張ります。

課題解決のキーワードは「患者さんのために」

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車イスのまま通れる診療室へのアプローチ

経営的には、今の歯科事情を考えるとまずまずの滑り出しと考えるようにしています。まず従業員に給料を払って、借金を返済して、病院を維持する。材料屋さんに支払いができ、技工士さんにもお金を払って、自分が生活できるというのを、経営の基本として考えています。
診療面では、治療後のメンテナンスのリターン率を高めて、この地域にも定着させたいです。
メンテナンスを増やして、いわゆる「自費率を上げる」のもひとつの課題なのかもしれませんが、それは収入を上げるという意味よりも、いいものを患者さんに提供するということ、患者さんのニーズでそれが選ばれる、という広がり方がいいなと思っています。建前も本音もそう思っています。

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自然の木を活かした高い天井の診療室

まず患者さんに来ていただかないと、とは思いますが、医療ですから患者のためにならなければ意味がありません。歯科はサービス業と言われていますが、やはり医療としての品格は大切にしたいですね。
この地域では新参者ですが、やっと今年から学校歯科医になり、楽しみが増えました。
大学でも新たに取り組んでいる「マタニティクラス」もホームページを見て来られる方もいますが、定着はまだこれからです。
「企業は人なり」と申しますけれども、やはり人材の大切さも痛切に感じています。
これからもやりたいことがいっぱいあるし、やらなければならないこともたくさんあります。一つひとつ着実にクリアしていきたいと思っています。

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スタッフ・佐伯恭子さん
私は歯科技工士なのですが、このクリニックではスタッフとして働いています。
仕事は診療の手伝いなど歯科助手としての仕事のほかに、非常勤スタッフ6名の仕事の割り振りや、勤務スケジュールなどの調整をしています。明るい先生に引っぱられて、皆で一緒に明るく仕事を続けています。
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