ライオン歯科材株式会社は、歯科医師、歯科衛生士の皆様ともに、口腔の健康を通して患者様の健康寿命の延伸とQOLの向上に貢献してまいります。

 

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歯周病治療の進め方

2歯周病における"治癒"と"病状安定"について1)

治癒

歯周組織が臨床的に健康を回復した状態をいい、歯周治療は終了となります。
内容的には歯肉の炎症はなく、歯周ポケットは3mm以下(プロービング時の出血はない)、歯の動揺度は生理的範囲のものを治療の目安とします。
歯周治療の終了後に行うメインテナンスは、再発予防を目的とした患者本人が行うセルフケア(ホームケア)と定期健診と歯科医療従事者によるプロフェッショナルケア(専門的口腔ケア)からなります。

病状安定

歯周組織の多くの部分は健康を回復したが、一部分に病変の進行が停止し症状が安定しているとみなされる深い歯周ポケットや、根分岐部病変の残存や歯の病的動揺が認められる状態をいい、比較的短時間にリコールし、SPTを行う必要があります。このほか、

  • わずかなプラークコントロールの低下でも再発しやすいと判定された場合
  • ブラキシズムや舌の習癖が強い場合
  • 高度な骨吸収(支持量の減少)のため生理的な咬合力でも咬合性外傷が生じやすい場合
  • 糖尿病など全身性の修飾因子がある場合
  • 全身疾患や高齢など患者の状態により歯周外科治療が行えない場合
    も「病状安定」と判定して、定期的な歯周病管理とSPTおよび症例に応じた生活習慣に対する各種指導を含む歯周病管理が必要です。

表1 検査結果と処置法

表1 検査結果と処置法

引用文献

  • 1) 日本歯科医学会 「歯周病の診断と治療のガイドライン改定 報告書」2007

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